Sep 30, 2013 - music    No Comments

ひかり

2013.09.181
 

街の灯り少しずつ消えて
僕の世界ここだけになった
優しい歌も 君の言葉も
遠くまたたく気がしていた

君のまぶた物憂げに揺れた
鼓動さえも聴こえる気がした
僕らは、不器用に、息を小さく吐いた

届きそうなほど まばゆい記憶も
微笑みに変えて 笑いあえたら

言葉はいつもどこか足りない
過剰になれば君を泣かせて
いくつに、なっても、寂しさには慣れない

何でもないことばかり思い出すよ
木の葉擦れの音や 遠い鳥の声や
二人だけの秘密の場所
雨上がりの匂い

届きそうなほど まばゆい光も
やさしさに変えて
心に灯す
未来を照らす

忘れずにいるよ 胸を温めるよ
あの頃のままの記憶、今も

届きそうなほど まばゆい光で
僕らを照らすから
歩いていける
いつもの笑顔で
 


  1. 昨年末に作った「ミルキーウェイ」という曲があって、これは他の方の言葉やメロディをお借りして作った曲だったのですが、私自身の言葉とメロディだけで聴きたい、というリクエストを頂いたので、色々と手を加えて、別の曲になりました。ミルキーウェイの時にあった寂しい雰囲気がずいぶん和らいで、ああ私はこの曲が書けてよかった、やさしい気持ちで歌えるようになってよかった、と思えました。 

Sep 30, 2013 - music    No Comments

ないない

2013.09.221
 

亡骸は大きな木の下に埋めるよ
君と会って 時が経って
あの頃の僕はもういない
土は冷たいけどなるべく深く掘って
雨が流れても 雪が溶けても
暴かれないようにしよう

冬の空 冴え渡る風に抱かれ
頬濡らす涙はまだ 暖かいな
君の背中の丸みのようだ

ないないないない しまって
思い出がつらい時は全部 さあ
ないないないない
僕らの過ちや 恋に似たもの全て

息をすることさえ耐え難いような時
ふとよぎった 熱を持った
自分以外のいのち
虚ろな言葉では出来ないことがあって
どれだけの夜を救われたのか
僕は忘れないと誓う

もう二度と会えないと言ったけれど
夢の中僕らはまだあの部屋で
やさしい日々を暮らしてたんだ

ないないないないしまって
歩き出す僕の胸の中 ほら
ないないないないいつでも
やさしさにそっと寄り添っていくんだ

時が過ぎて大人になっていく
君を置いて他の街へ行く 行くよ
僕はまだ 忘れて、忘れてはいないよ
言い訳になるなら
綺麗事など
やさしい嘘など 並べないから

ないないないない しまって
思い出がつらい時は全部 さあ
ないないないない
僕らの過ちや 恋に似たもの全て
ないないないない しまって
思い出がつらい時は全部 さあ
ないないないない
僕の帰りはもう もう、待たなくていいんだ

忘れて、忘れてはいないよ
忘れて、忘れてはいないから
忘れて、忘れてはいないけど
 


  1. 歌詞、メロディはもっとずっと前に出来ていたのですが、ギターのコードがついたのはこの日でした。ようやく、歌うことが出来ました。 

Feb 15, 2013 - music    No Comments

けれど僕は笑う

2008.xxx1
 

愛されてないと何にも出来ない
弱いまんまの僕だ
どれだけの時が過ぎても
君の証は今も ここに息衝いて

大事なものから粗末にするような
弱いまんまの僕だ
君がくれた
言葉 優しさ 甘えや嘘や 絆は
ここにあって

ああ 僕が気付かずにこぼした
夢や迷いは君の上につもった
かけがえのない思い出のように
僕はただ君だけのために笑う

躊躇うばかりで立ち尽くすような
弱いまんまの僕だ
やさしさのふりでいつでも
言葉さえも上手く 伝えられなくて

部屋を後にする君の姿を
映画のようだと
古いフィルム 何度も何度も繰り返すよ

鮮やかなままの記憶
いつかは薄れてしまうかな
ずっと僕の中に残って 響けばいいな

ああ 僕の言えない言葉数
空の向こうの君に向けて放つよ
たとえそれが届かないとしても
僕はただ君だけのために歌う

君だけのために笑う

I can know all things of the earth
I could know the ways of heaven
 


  1. 島林深雪さんに歌ってほしいな、と思って書いたのですが、結果的には4カポにして自分で歌うことになりました。最後の英語のフレーズは、敬愛するThe Beatlesの”The Inner Light”という曲からお借りしています。 

Feb 15, 2013 - music    No Comments

君を泣く

2007.xxx 1
 

遠ざかる夏の光 空をよぎる影
夕立の向こう側で 君が笑う

どれだけの時を過ごしてゆくのだろう
少年のままの痛みさえ
忘れる?

ささやきと秘密の群れ 泡沫のように
幾千の言葉たちと 紛れてゆく

君がいることの他には何ひとつ
僕に必要なものなんてなかった
今更

まだ 君の声が聞こえる気がする

それでも季節は廻り 何度目かの夏
光さす庭に立てば 君が笑う

夜空に咲いては散る花のように
ひとときのうちに消えてゆく
儚く

まだ 君の声が聞こえるような気がする
影を踏んだ 縫い付けた
僕の胸に

蝉時雨
絶え間なく降り注ぐ

思い出せる

忘れる?

君を
忘れる…?
 


  1. 島林深雪の『歌声』という曲を練習しているうちに、するすると出来てしまった曲です(ひどい)。Cメロ以外のコードは島林楽曲から頂戴しています。  

Feb 15, 2013 - music    No Comments

コーヒー

2008.xxx
 

僕のちっぽけな歌で 君を救おうか なんて
そんな大それたことは 思いつきもしないよ

淹れたてのコーヒーのように
優しいため息さえ誘えたら

僕は 歌えてよかった
心からそう 思えると思うんだ
僕ら 出会えて良かった
心からそう 笑いあえると思うんだ

毎日お天気じゃ空も きっと乾いてしまうね
たまに雨と風ふいて みどりの匂いがする

ベランダのてるてる坊主
出番が来たぞと揺れている

僕は 生まれてよかった
心からそう 思えると思うんだ
僕ら 出会えて良かった
心から 泣いたり笑ったり出来て

僕は 君のためにでも
僕のためにでも 生きていけると思うんだ
僕ら 出会えて良かった
心からそう 笑いあえると思うんだ

 

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